次回 第30回 開催

2026年45日(日)10:0015:30

NEWなにわフェス事務局長の飯田日記④

ことしの「いいだ人形劇フェスタ」も4日目
いよいよ最終日。毎年だけどあっという間。

朝一は「ひとみ座」さんの

『ねずみのはなし/おおきなかぶ?』を拝見。

こちらが演者の「田川陽香さん」
もともとここ飯田のご出身で、地元の人形劇団「田辺」から川本喜八郎人形美術館(いいだ人形劇センター)勤務を経て、
ひとみ座に入られたという、そりゃもう人形劇愛の塊のような人。




彼女にとっては「里帰り公演」という訳だ。
彼女の演じた「ねずみのはなし」は、彼女のかつての師匠・田辺さんの脚本。
田辺さんの独特の世界を言葉で説明するのは難しい。
知ってる人なら分かると思います??(^^;) あれどうやって説明すんの?
で、「ひとみ座」さんの公演なんだけど、めっちゃ「田辺さん」(^^)
内容は、「豚くんから借りて遊んでいたボールが木の上に乗ってしまった。それをどうやって取るか?」というだけ(^^;)
でもこれが面白いんだ~~!!私は大ファンなのです。
こども向けだけれど、逆に大人だったらお酒吞みながら観たい演目。

で、観終わってすぐ隣の劇場に2分で移動して・・・

2本目は、海外との共作演目「人形劇団プーク×ソフィア人形劇団(ブルガリア)」
『かもめに飛ぶことを教えたドラ猫の物語』
チリの作家ルイス・セプルベダによる児童文学『カモメに飛ぶことを教えた猫』を原作とした作品だ。
原作は未読だが、猫に育てられることになる「カモメ」は、親カモメが「重油による海洋汚染」で死んでしまう間際、
たまたま居た猫に預けらるということになっている。
この部分は多分、脚色されているのではと推測する。

物語そのものはお調べいただければなんぼでも出てくるので割愛して、
実際の作品の様子は👇



かっくいいよね~~!!



もちろん子どもでも楽しめる作品なんだけど、大人もうなっちゃう美術品。
ええわ~(^^)

からの、、、今度は車で40分移動。
実はこのフェスタの「開催エリア」はめちゃくちゃデカい。

「人口の少ない山間部などでも上演を行なう!!」
というのがこのフェスのスピリットなのだ。

40分走って到着した公民館は👇




おぉ~!!ほんとにフェスの看板立ってる~!」(^^)

山の風が本当に気持ちいい会館で、2本立て。

・竜東中学校人形劇部「きらら」
『おおかみと7人のこやぎ』

わたちゃんのドッコイショ劇場
『チョンダラーの長者物語・滑稽舞踊ちょろけん』


ま、こんな言い方失礼だけど、
「まぁねぇ・・・山の中ですもんね・・・
ま、お客さんは私ら含め、10人?くらいちゃいますのん?
いやいや、でもダ大丈夫ですよ、私らは関係者みたいなもんなんで、
誠心誠意応援しまっせ!」くらい思っていたら・・・

マジか!?
係りのかたに「すいません、そこちょっと詰めていただいて・・・」状態。

いいだ、恐るべし。



真ん中の人が「わたちゃん」
彼はいいだ人形劇センターの職員でもあり事務仕事もする。
「実演する職員」なのだ。

関係ないが私とわたちゃん、ちょっと顔が似ている気がする・・・

さぁ、、、これで今年の飯田での観劇は終了!!

お土産買いに、道中の駅前に立ち寄った。


いいね~!!
何かの映画に出てきそう。

5時間走って帰阪した。


「なにわ人形芝居フェスティバル」は来年4月の開催で
30年目になる。
この観劇体験を生かして、何とかいいものにしたい。

Kさんを自宅まで送った。


Kさんはこんなとこで暮らしている。ほんとに面白い人だ。