次回 第30回 開催

2026年45日(日)10:0015:30

なにわフェス事務局長・高口の飯田日記2024③

さぁ!3日目!最終日だ!

フェスタ自体は4日間行われたのだが、今年は用事で2日目からの参加なので、 そうなった。 と言って、日付的にはもう昨日で終わっていて、私も大阪でこれを書いている。 写真の飯田文化会館前👆の「幟(のぼり)」は、参加が10回を超えると(飯田に10年以上出演している) 事務局に作ってもらえる「劇団のぼり」だ。 写ってない分でも、この軽く3~4倍はある。 フェスタの歴史と関係者の繋がりを物語る幟なのだ。 そして、その隣には、「飯田人形劇場」

人形劇の上演を前提としている劇場が飯田にはあるのだ。 毎年行ってると麻痺してくるが、これってやっぱなかなか無いですよね。 (が、別に人形劇以外でも使える。お笑いライブ@飯田人形劇場というチラシもあった)

しっかし、飯田も暑いな!! 移動の途中に体力を補給せんとならん。

と、リアルゴールドでほっこりしつつ 「スキマ時間のこの1時間をどうすべぇ」と思案していた。

そうだ!「川本喜八郎人形美術館」のことを何も触れていなったことに気づいた。 このナイスな休憩ベンチは美術館のすぐ隣だった。

「川本喜八郎」と聞いて、「はい、はい、川本さんね」となる人はまず居ないでしょうよ。 ですが、劇人(げきじん=人形劇界の人間達は自分たちをそう呼ぶ)にしてみたら、 「教科書にのってる偉人」クラスの人なんすよ。

で、つまりは、この人。

なんと柔和なお顔立ち。素敵です、川本先生。 川本先生は「人形美術家」、そして「人形アニメーション作家」だったのだが、 主に「人形美術家」としての作品を保存、紹介しているのが、この美術館という訳なのだ。 川本先生の業績を詳しくお知りになりたい方は、 公式サイト:https://chirok.jp/をご覧ください。

入るとデデーン!と、諸葛亮孔さんがお出迎えしてくれる。

スゴイ迫力だ。

この美術館の常設展示(もちろん企画展もある)は基本、 川本喜八郎さんが1980年代~90年代にかけて手がけられた、 ●NHK人形劇「三国志」 ●NHK人形歴史スペクタクル「平家物語」 この2つの作品群となる。 「三国志」では68話の番組に対して、 主要人物100体、サブキャラ含めると全部で400体!作ったそうで、 「ごっつい昭和レジェンド」に圧倒される。 その中身がこれだ。  

館内の荘厳な雰囲気を何とか伝えたいが、 写真が下手過ぎる私には無理(^^;) パノラマで撮ったのに入りきらん。

で、「平家」の方は、も少し数は少ないけども、 その中に、私好みの「イケメン」がいた。木曾義仲。 いいね~!!

どうよ・・・

昔の俳優さんってこういう顔してる人結構いましたよね。 ちょっと違うか・・・ ま、雰囲気ね。 あと、「道成寺」ものもあった。 これまた「顔」が何とも・・・ 恋い焦がれた男の後を何とか追いすがろうとする女性だ。 うーむ・・・すごい・・・ ・・・などと感心しきりしていたら、時間だっ!! 今回の最後の鑑賞は、韓国から来た小学生の作品だった。 何と全校生徒8人しかいない学校で、生徒全てが「人形劇部」(^^;) 近年、いいだフェスタとの縁があるらしい。 基本、韓国語(日本語字幕)だったが、 結構、日本語の台詞もあって、めちゃくちゃ稽古したであろうその姿に、 おいちゃん、おばちゃん達は、もうそれだけでウルウルものだった。 と、これにて今回の私の人形劇鑑賞は打ち止め。 有難うございましたっ! そして何となく寂しい、高速道路の夕陽。 また来年も行きまーす!!!(^^)!