フェスも3日目の土曜日。
昨日書いた「りんごん」=飯田市民祭りと同時開催になるので、
街の雰囲気は一気に変化。
昨日まで、
だったのに、昼前には、
(^^;) すごいね。
とはいえ、街のことばかり書いていてもしょうがないので、
もっと「人形劇」について。
飯田には町が持つ「人形劇専用劇場」がある。
(別に他の演目で使っても良いらしいが「飯田人形劇場」という名称だ)
ロビーに入るとでっかい「ゴブリン」?(^^;)がいる。
人形劇の上演を前提にしているのキャパ200ちょい位の劇場。
勾配のついた客席が非常に見やすい。
そこで今日は朝一から「かわせみ座」さんを鑑賞。
以前、一度「なにわ」にもきていただいたことがある『マリオネット界の鬼才』だ。
日本が世界に誇る糸あやつり人形師。
この人はマジすごい。
動画見れますのでHPへどうぞ。
http://www.kawasemiza.com/06_gal.html
舞台も超おしゃれ。
完全に「大人」向け。
今回も60分、山本さんの超絶技巧を堪能。
いつみてもスゴイっす。ありがとうございます。
終演後、山本さんと1枚。
その後、チャリを飛ばし会場を移動。
初日にご挨拶した「飯田人形劇センター」のKさんプロデュース作品。
野外人形劇『わたちゃんのドッコイショ劇場』へ。
沖縄の民話を、野外上演を前提にした「リアカー作品」になっている。
これまた「糸あやつり」
糸あやつりは、とにかく技術が必要なジャンルだ。
しかも野外は風も吹く。かなり熟練していないとしんどい。
だが、とても稽古されているのが一目でわかる。安心して見られる上質な作品だった。
わたちゃん、とも1枚。
わたちゃんは「人形劇センター」の職員でもある。
「実演できる職員」という訳だ。いつか「なにわ」にもお呼びしたい。
そんなこんなしてる内に、町はどんどん人があふれてきて、
太鼓が始まったり、
昨日閉まっていたケバブ屋さんも開店。
地元のJリーグチーム主催のサッカーゲームコーナー。
「人形」を売るお店もある。
このオジサンは「飯田」で「人形」と出会い、
独学で作り始め、独自の「糸あやつりの機構」で特許を取ったらしい。凄い。
(この竜は違うんですけどね)
和傘も売ってる。美しいすね。
と、そんな感じにしばし散策後、
「人形劇団ペコロス」さんの『わらしべちょうじゃ』へ。
最後には子ども達も参加する作品。
続いて、「人形芝居ぶんぶく」さんの『人情噺:ラーメン屋』を鑑賞。
美術が超!カワイイ!!
落語が原作。
演者さんの語り、口跡の明晰さが際立っていた。
素晴らしい。
で、観終わって、外に出てみると、
こんな感じ。
昨日、「りんごん」とは=
だと書いたが、間違いでした!!<m(__)m>
👆は「飯田市民祭り」の中の一プログラム
『若者たちによる創作ダンス』の発表であって、
(どうも今年は行われなかった? か、私が人形劇観てる間に終わっていた?)
『りんごん』とはあくまで、👇
ということだった。
駅前通り200M位をグルグルと周回しながら、
この「りんごん踊り」を1時間ほど「無限ループ」する
それが「りんごん」だった。
特色は、「誰も踊りの精度など眼中にない」こと(^^;)
そう「祭り」はそれでいい。
「集うこと自体」が目的なのだ。
そんな「りんごん」を20分ほど眺めたあと、
糸あやつり人形劇団『みのむし』さんの公演を観に行く。
さすがのクオリティー。
コロナ期間を経た新作発表だった。
満員。ミノムシさんはいつも大人気だ。
(因みに、ミノムシ=いいむろさん=マントマイマー:いいむろなおきさんのお父上だ)
今日は「糸あやつりDAY」になった。
さて、、、どっかでビールでも一杯やって、宿に帰ろう。