次回 第30回 開催

2026年45日(日)10:0015:30

なにわフェス事務局長の飯田日記④

フェスも3日目の土曜日。 昨日書いた「りんごん」=飯田市民祭りと同時開催になるので、 街の雰囲気は一気に変化。 昨日まで、 だったのに、昼前には、 (^^;) すごいね。 とはいえ、街のことばかり書いていてもしょうがないので、 もっと「人形劇」について。 飯田には町が持つ「人形劇専用劇場」がある。 (別に他の演目で使っても良いらしいが「飯田人形劇場」という名称だ) ロビーに入るとでっかい「ゴブリン」?(^^;)がいる。 人形劇の上演を前提にしているのキャパ200ちょい位の劇場。 勾配のついた客席が非常に見やすい。 そこで今日は朝一から「かわせみ座」さんを鑑賞。 以前、一度「なにわ」にもきていただいたことがある『マリオネット界の鬼才』だ。 日本が世界に誇る糸あやつり人形師。 この人はマジすごい。 動画見れますのでHPへどうぞ。 http://www.kawasemiza.com/06_gal.html 舞台も超おしゃれ。 完全に「大人」向け。 今回も60分、山本さんの超絶技巧を堪能。 いつみてもスゴイっす。ありがとうございます。 終演後、山本さんと1枚。 その後、チャリを飛ばし会場を移動。 初日にご挨拶した「飯田人形劇センター」のKさんプロデュース作品。 野外人形劇『わたちゃんのドッコイショ劇場』へ。 沖縄の民話を、野外上演を前提にした「リアカー作品」になっている。 これまた「糸あやつり」 糸あやつりは、とにかく技術が必要なジャンルだ。 しかも野外は風も吹く。かなり熟練していないとしんどい。 だが、とても稽古されているのが一目でわかる。安心して見られる上質な作品だった。 わたちゃん、とも1枚。 わたちゃんは「人形劇センター」の職員でもある。 「実演できる職員」という訳だ。いつか「なにわ」にもお呼びしたい。 そんなこんなしてる内に、町はどんどん人があふれてきて、 太鼓が始まったり、 昨日閉まっていたケバブ屋さんも開店。 地元のJリーグチーム主催のサッカーゲームコーナー。 「人形」を売るお店もある。 このオジサンは「飯田」で「人形」と出会い、 独学で作り始め、独自の「糸あやつりの機構」で特許を取ったらしい。凄い。 (この竜は違うんですけどね) 和傘も売ってる。美しいすね。 と、そんな感じにしばし散策後、 「人形劇団ペコロス」さんの『わらしべちょうじゃ』へ。 最後には子ども達も参加する作品。 続いて、「人形芝居ぶんぶく」さんの『人情噺:ラーメン屋』を鑑賞。 美術が超!カワイイ!! 落語が原作。 演者さんの語り、口跡の明晰さが際立っていた。 素晴らしい。 で、観終わって、外に出てみると、 こんな感じ。 昨日、「りんごん」とは= だと書いたが、間違いでした!!<m(__)m> 👆は「飯田市民祭り」の中の一プログラム 『若者たちによる創作ダンス』の発表であって、 (どうも今年は行われなかった? か、私が人形劇観てる間に終わっていた?) 『りんごん』とはあくまで、👇 ということだった。 駅前通り200M位をグルグルと周回しながら、 この「りんごん踊り」を1時間ほど「無限ループ」する それが「りんごん」だった。 特色は、「誰も踊りの精度など眼中にない」こと(^^;) そう「祭り」はそれでいい。 「集うこと自体」が目的なのだ。 そんな「りんごん」を20分ほど眺めたあと、 糸あやつり人形劇団『みのむし』さんの公演を観に行く。 さすがのクオリティー。 コロナ期間を経た新作発表だった。 満員。ミノムシさんはいつも大人気だ。 (因みに、ミノムシ=いいむろさん=マントマイマー:いいむろなおきさんのお父上だ) 今日は「糸あやつりDAY」になった。 さて、、、どっかでビールでも一杯やって、宿に帰ろう。