第29回 開催日

2025年46日(日)10:0015:30
(雨天決行)

終了いたしました

なにわフェス事務局長の飯田日記④

フェスも3日目の土曜日。
昨日書いた「りんごん」=飯田市民祭りと同時開催になるので、
街の雰囲気は一気に変化。

昨日まで、

だったのに、昼前には、

(^^;) すごいね。

とはいえ、街のことばかり書いていてもしょうがないので、
もっと「人形劇」について。

飯田には町が持つ「人形劇専用劇場」がある。
(別に他の演目で使っても良いらしいが「飯田人形劇場」という名称だ)

ロビーに入るとでっかい「ゴブリン」?(^^;)がいる。

人形劇の上演を前提にしているのキャパ200ちょい位の劇場。
勾配のついた客席が非常に見やすい。

そこで今日は朝一から「かわせみ座」さんを鑑賞。
以前、一度「なにわ」にもきていただいたことがある『マリオネット界の鬼才』だ。

日本が世界に誇る糸あやつり人形師。

この人はマジすごい。
動画見れますのでHPへどうぞ。
http://www.kawasemiza.com/06_gal.html

舞台も超おしゃれ。

完全に「大人」向け。

今回も60分、山本さんの超絶技巧を堪能。
いつみてもスゴイっす。ありがとうございます。

終演後、山本さんと1枚。

その後、チャリを飛ばし会場を移動。
初日にご挨拶した「飯田人形劇センター」のKさんプロデュース作品。
野外人形劇『わたちゃんのドッコイショ劇場』へ。

沖縄の民話を、野外上演を前提にした「リアカー作品」になっている。
これまた「糸あやつり」
糸あやつりは、とにかく技術が必要なジャンルだ。
しかも野外は風も吹く。かなり熟練していないとしんどい。
だが、とても稽古されているのが一目でわかる。安心して見られる上質な作品だった。

わたちゃん、とも1枚。

わたちゃんは「人形劇センター」の職員でもある。
「実演できる職員」という訳だ。いつか「なにわ」にもお呼びしたい。

そんなこんなしてる内に、町はどんどん人があふれてきて、
太鼓が始まったり、

昨日閉まっていたケバブ屋さんも開店。

地元のJリーグチーム主催のサッカーゲームコーナー。

「人形」を売るお店もある。

このオジサンは「飯田」で「人形」と出会い、
独学で作り始め、独自の「糸あやつりの機構」で特許を取ったらしい。凄い。
(この竜は違うんですけどね)

和傘も売ってる。美しいすね。

と、そんな感じにしばし散策後、
「人形劇団ペコロス」さんの『わらしべちょうじゃ』へ。

最後には子ども達も参加する作品。

続いて、「人形芝居ぶんぶく」さんの『人情噺:ラーメン屋』を鑑賞。
美術が超!カワイイ!!

落語が原作。
演者さんの語り、口跡の明晰さが際立っていた。
素晴らしい。

で、観終わって、外に出てみると、

こんな感じ。

昨日、「りんごん」とは=

だと書いたが、間違いでした!!<m(__)m>

👆は「飯田市民祭り」の中の一プログラム
『若者たちによる創作ダンス』の発表であって、
(どうも今年は行われなかった? か、私が人形劇観てる間に終わっていた?)

『りんごん』とはあくまで、👇

ということだった。

駅前通り200M位をグルグルと周回しながら、
この「りんごん踊り」を1時間ほど「無限ループ」する
それが「りんごん」だった。

特色は、「誰も踊りの精度など眼中にない」こと(^^;)

そう「祭り」はそれでいい。
「集うこと自体」が目的なのだ。

そんな「りんごん」を20分ほど眺めたあと、

糸あやつり人形劇団『みのむし』さんの公演を観に行く。

さすがのクオリティー。

コロナ期間を経た新作発表だった。
満員。ミノムシさんはいつも大人気だ。
(因みに、ミノムシ=いいむろさん=マントマイマー:いいむろなおきさんのお父上だ)

今日は「糸あやつりDAY」になった。

さて、、、どっかでビールでも一杯やって、宿に帰ろう。