さぁ!3日目!最終日だ!
フェスタ自体は4日間行われたのだが、今年は用事で2日目からの参加なので、
そうなった。
と言って、日付的にはもう昨日で終わっていて、私も大阪でこれを書いている。
写真の飯田文化会館前👆の「幟(のぼり)」は、参加が10回を超えると(飯田に10年以上出演している)
事務局に作ってもらえる「劇団のぼり」だ。
写ってない分でも、この軽く3~4倍はある。
フェスタの歴史と関係者の繋がりを物語る幟なのだ。
そして、その隣には、「飯田人形劇場」
人形劇の上演を前提としている劇場が飯田にはあるのだ。
毎年行ってると麻痺してくるが、これってやっぱなかなか無いですよね。
(が、別に人形劇以外でも使える。お笑いライブ@飯田人形劇場というチラシもあった)
しっかし、飯田も暑いな!!
移動の途中に体力を補給せんとならん。
と、リアルゴールドでほっこりしつつ
「スキマ時間のこの1時間をどうすべぇ」と思案していた。
そうだ!「川本喜八郎人形美術館」のことを何も触れていなったことに気づいた。
このナイスな休憩ベンチは美術館のすぐ隣だった。
「川本喜八郎」と聞いて、「はい、はい、川本さんね」となる人はまず居ないでしょうよ。
ですが、劇人(げきじん=人形劇界の人間達は自分たちをそう呼ぶ)にしてみたら、
「教科書にのってる偉人」クラスの人なんすよ。
で、つまりは、この人。
なんと柔和なお顔立ち。素敵です、川本先生。
川本先生は「人形美術家」、そして「人形アニメーション作家」だったのだが、
主に「人形美術家」としての作品を保存、紹介しているのが、この美術館という訳なのだ。
川本先生の業績を詳しくお知りになりたい方は、
公式サイト:https://chirok.jp/をご覧ください。
入るとデデーン!と、諸葛亮孔さんがお出迎えしてくれる。
スゴイ迫力だ。
この美術館の常設展示(もちろん企画展もある)は基本、
川本喜八郎さんが1980年代~90年代にかけて手がけられた、
●NHK人形劇「三国志」
●NHK人形歴史スペクタクル「平家物語」
この2つの作品群となる。
「三国志」では68話の番組に対して、
主要人物100体、サブキャラ含めると全部で400体!作ったそうで、
「ごっつい昭和レジェンド」に圧倒される。
その中身がこれだ。
館内の荘厳な雰囲気を何とか伝えたいが、
写真が下手過ぎる私には無理(^^;)
パノラマで撮ったのに入りきらん。
で、「平家」の方は、も少し数は少ないけども、
その中に、私好みの「イケメン」がいた。木曾義仲。
いいね~!!
どうよ・・・
昔の俳優さんってこういう顔してる人結構いましたよね。
ちょっと違うか・・・
ま、雰囲気ね。
あと、「道成寺」ものもあった。
これまた「顔」が何とも・・・
恋い焦がれた男の後を何とか追いすがろうとする女性だ。
うーむ・・・すごい・・・
・・・などと感心しきりしていたら、時間だっ!!
今回の最後の鑑賞は、韓国から来た小学生の作品だった。
何と全校生徒8人しかいない学校で、生徒全てが「人形劇部」(^^;)
近年、いいだフェスタとの縁があるらしい。
基本、韓国語(日本語字幕)だったが、
結構、日本語の台詞もあって、めちゃくちゃ稽古したであろうその姿に、
おいちゃん、おばちゃん達は、もうそれだけでウルウルものだった。
と、これにて今回の私の人形劇鑑賞は打ち止め。
有難うございましたっ!
そして何となく寂しい、高速道路の夕陽。
また来年も行きまーす!!!(^^)!